アライグマ・イタチ等 害獣対策

近年、屋根裏や床下に、ネズミ以外の野生動物の侵入・営巣が増えています。

イタチ・タヌキのほか、アライグマやハクビシン・アナグマなどもあります。

家屋に浸入・営巣されると、ネズミやハトなどと同様、食品汚染や建物への損傷、健康被害の恐れがあります。追い出し・巣の撤去・侵入路の封鎖・清掃・消毒・殺菌処理などが必要です。

当社では、現地調査・無人カメラによる調査を行い、対象動物や侵入口の特定を行い対策を行います。

(下の画像は、全て当社が設置した無人カメラに写ったものです)

アライグマ

アニメで人気になったアライグマは、ペットとして持ち込まれたものが野生化・繁殖している外来動物です。

凶暴で気性が荒く、攻撃的で噛みつきいたり引っかかれたりするので、近づくと危険です。

雑食性で、農作物の被害も大きくなっています。

数頭の子を産むため繁殖力が高く、気が付けば屋根裏に何匹もの家族が住んでいることがあります。子どもを産む前に追い出しと侵入口の封鎖が必要です。

イタチ

イタチは可愛い見た目ですが、性格は狂暴で、肉食性が強い雑食。俊敏で数センチの隙間を潜れる柔軟性と、垂直に壁を登ったり地面にトンネルを掘ったりする機動性を活かして、どこにでも巣を作られる可能性があります。

糞尿による悪臭、農作物や家畜、ペットなどへの被害(まれに人にも危害)、ハエやノミ、ダニなどの害虫発生など、天井裏を走り回る騒音などに気が付いたら早めの対策が必要です。

アナグマ・ハクビシン等

本来、里山や森林に住む、名前のとおり穴掘りが得意な「アナグマ」や、木登りの得意な「ハクビシン」等も、近年は住宅地や市街地でも発見されています。

アナグマ

器用な手先で、隙間を押し広げて侵入してきます。

ハクビシン

塀や木の枝、電線や雨どいなどを伝って侵入してきます。



害獣対策の注意点

現在、鳥獣保護法で野生鳥獣の捕獲及び卵等の捕獲は禁止されております。

鳥獣保護法に違反してしまうと、「一年以下の懲役又は100万円以下の罰金」の法定刑で刑事罰を受けることとなります。

そのため、事前に卵・ヒナ・幼獣等が確認できた場合は、巣立つのを待ち改善処理をさせて頂きます。
また工事中に壁の中などで卵・ヒナ・幼獣等の自力で屋外に出られない鳥獣等を確認した場合、施主様の敷地内での移送とさせて頂きます。移送場所は、保護の観点から、少しでも雨及び外的から身を守れるような場所が必要となります。