しろあり被害例と駆除工事

大切な家屋を食いつぶす害虫シロアリ。その実態は建物の床下から蟻道を通って侵入し、大好物の木材・紙類を求めて1年中活動しています。そのため家屋の大切な構造材である土台・大引き・柱を加害します。

被害状況に合わせて適切な駆除を行います。主に被害カ所の撤去と消毒になりますが、被害状況によっては改築が必要になる場合が多くなります。
このページでは、しろありの被害例をご紹介します。

壁や床下に大きな巣があった例

イエシロアリは、壁や床下に巨大な巣を作ります。木造住宅はもちろん、鉄筋コンクリートの建物でも、気が付けば巨大な巣ができていることがあります。

木造住宅の壁

木造住宅の場合、床下の他にも壁の中に大きな巣がつくられていることがあります。

床下よりも気付きにくく、壁をめくってみると大きな巣になっていることがあります。これだけ大きい巣があれば、床下や天井裏まで広がっていることが多いので注意が必要です。

小学校の床下

鉄筋コンクリート造の建物ですが、床下の木材を侵食されていました。
「床がぶよぶよする」と調べてみると、畳1枚ほどの大きな巣になっていました。

鉄筋コンクリートや鉄骨造の建物でも注意が必要です。


木造家屋の床下

床下の被害

いちばん多い、木造家屋の床下です。床がブヨブヨするなどあれば、早めの調査が必要です。

この例では、すでに根太が侵食され、もう少しで床を踏み抜いてしまうところでした。

床下の蟻道

地中と床下に、シロアリが通る「蟻道(ぎどう)」ができていました。地中の巣から上がってきて、家じゅうの木材を食い荒らします。


倉庫など

鉄骨造りの倉庫

鉄骨造の倉庫などでも、油断大敵です。

とくに普段使っていない倉庫では、木材がいつの間にか被害にあっていることがあります。

倉庫の中の被害

木材でなくても、倉庫に保存されているものも食い荒らされていることがあります。

こちらは学校の体育倉庫ですが、使われていなかったテントやマットのなかに巣ができていました。



シロアリ駆除工事について

白蟻駆除工事は、状況によって大きく異なります。

まずは専門技術者がお伺いし、お宅の状況によって最適な方法をご提案します。 まずはお問い合せ下さい。

「しろあり予防工事」のページも併せてご覧ください。